テオバルト・べームの生家
- 中川 康大
- 2013年8月13日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年8月29日
現在一般的に使われているフルートを作り上げたテオバルト・べームという人は、ミュンヘンで生まれ、その死までミュンヘンで活躍した。
なのでもちろん、テオバルト・べームの家もミュンヘンにあった。ミュンヘンの街の中心であるマリエン広場から歩いて数分、Altheimer Eck 15 という住所がそこだ。(中心から本当にすぐなので、興味のある方は行ってみてほしい)。
この家で彼は生まれ、仕事をし、死んだ。中心地であったが故に、第二次世界大戦で激しく破損。その後、再建されたという。
今はその立地条件とは裏腹に少し寂れた雰囲気を感じさせる界隈となっているが、すぐ向かい側の建物はリヒャルト・シュトラウスの生家でもある。過ぎ去った時代であるのをいいことに好きなように妄想してしまう私もどうかと思うが、きっとこの辺りは今とは比べ物にならないくらい活気に満ち溢れていたことだろう。

画像は当該物件の壁に飾られているGedenktafel(ゲデンクターフェル)
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